195359 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

入院生活・柚芽(ゆめ)の由来

出産は富士山に登って下りてきたくらい疲れるってきくけど、私はそれ以上に疲れていた気がします。分娩台に3時間。数え切れないいきみで腕は筋肉痛。何日間か、歯磨きするのもしんどかった。私はマグカップをもっていったのですが、うがいをするのも重くて、大変でした。もちろん、初日は1人で歩けず、歩けるようになってからも、廊下は手すりにつかまりながらゆっくり歩く、という感じでした。会陰が痛くて座るのもひと苦労だし、トイレもぎりぎりまで我慢して、できるだけベッドにいたかったです。
入院中はずっと休めるのかと思いきや、2日目からは母乳あげたり、赤ちゃんについて勉強会があったり、でけっこうハードスケジュールでした。ユメは大きくうまれたので、他の赤ちゃんより、授乳回数が1回多く、4日目くらいからは、母乳がよく出るようになり、泣いたら母乳をあげにいく、という感じでした。
そうそう、とてもはずかしいけど、いきみすぎて痔になってしまい、しばらくとても痛かった。看護士さんに肛門みせて、出てしまった痔を入れてもらうこともしょっちゅう。退院したら自分でしなければいけないから、看護士さん立合いのもと、練習もしました。痔・会陰が気になり、排便するのも怖くて、下剤をもらって飲みました。母乳がでるようになると、そっちに水分がとられるから、便がかたくなりがち。だから、よけいに出なくなる・・・。でも、一回でたら、大丈夫。会陰の縫った部分がまたさけるのでは?って心配していたけど、大丈夫でした。

入院中で、ユメと同じ日にうまれた赤ちゃんのママ(ゆみちゃん)とは勉強会で知り合いました。赤ちゃんのスケジュールがほとんど同じだったので、退院するときに連絡先を交換して、退院後もお互いの家を行ったりきたりで、遊んでいます。

入院中は家事をしなくていいし、上げ膳すえ膳で楽。食事もけっこうおいしかった。それでも母乳をあげるようになると、足りなくて、夜中の授乳後とかに何かを食べていました。それでも太らなかった。

ユメと命名したのは出産し5日目くらいだったかな?それまでは何か話しかけるにも、名前がないので、「私の赤ちゃん、ママですよー」なんて言っていたけど、何か変。主人が画数で調べて、最終的に2つにしぼり、珍しい名前だけど、柚芽(ゆめ)にした。

<柚芽(ゆめ)の由来>

柚・・・柚子のようにさわやかに。(私も主人も柚子好き)
芽・・・何事も芽が出るように、のびのびと育ってほしい


それからはちゃんと名前で呼ぶことができた。
主人は毎日顔を見にきてくれて、生まれたばかりの写真を会社の方々にメールで送り、早くも親バカぶりを発揮していました。まわりの方からの返事をプリントしてきて、ニコニコ顔で私に見せてくれました。

入院5日目くらいに会陰の抜糸をしたら、つれる感じがなくなり楽になりました。麻酔をしないのでけっこうこわかったけど、あっという間に終わりました。学校での子供の注射じゃないけど、すでに抜糸を終えた人に、「痛かった~?」って何度も聞いていました。
悪露もだいぶ少なくなり、生理用で間に合うくらい。でも、こんなに出血して、出血多量で倒れるんじゃないかと心配でした。

入院は全部で10日。一歩も外にでていないので、ちょっとストレスもたまりぎみ。マイホームが恋しくなって、一日早く退院させてもらいました。
退院の日は冷夏のせいもあって、夏なのにけっこう寒かった。これから赤ちゃんとの生活がまっている・・・。ちょっぴり不安な気持ちをかかえてタクシーで帰宅しました。



© Rakuten Group, Inc.